凄いぞ!ケトジェニック・ダイエット
こんにちは。マスターです。
以前の投稿で糖質制限を始めたいきさつについてお話しした件があります。健康目的で始めたのですが、おまけとしてのダイエット効果がハンパじゃありません。
75㎏台の体重から初めて3ヶ月半ほどで66㎏台に。9㎏減量が、たくさん食べて運動も特になしで実現。自分ながらビックリです。
今日は、その辺についてまとめてみたいと思います。
やり方は簡単!
食べ物の糖質を減らして、それ以外のタンパク質・脂質はたっぷり食べますっていうのが簡単に言うとやり方です。
ある意味、むちゃくちゃ簡単です。
糖質って砂糖の入った甘いもの?いえ、それだけではなくて、炭水化物の植物繊維以外の部分も糖質です。
だからご飯、パン、麺などの炭水化物も糖質ですから、抜きます。(T_T)
その代わりタンパク質・脂質を肉・大豆・チーズ・卵料理でたくさん!
ダイエットの定番であるカロリー計算は無視します!(でも全く太りません)
具体的に僕の場合のやり方は…
朝はグリーンスムージーを作って飲みます。
中身はケール、ほうれん草、ブロッコリ、ビート、プロテイン、黒豆大豆の粉。
小松菜が韓国にはないので、本当はあれば入れたいところ。
飲みやすくするために若干のリンゴ。でもプロテインがプレーンじゃなくて甘みが付いてるんですよね、リンゴ無くてもいいかも。とても美味しいですよ!(青汁じゃないですよ)
最近は、ココナッツオイルも入れてます。
朝食にパンとかご飯とか食べたら意味ないので抜いて、卵や肉を焼いて食べたりしてます。
そしてビタミンBコンプレックス、ビタミンC、ビタミンD、オメガ3、亜鉛などのサプリを一粒ずつ飲んで出勤!
昼は、ご飯抜きのお弁当。もしくはコンビニでゆで卵とソーセージ。
ソーセージは、あまり良くないけど…
夜は、肉と野菜の炒め料理をがっつりと。それに赤ワインなど。
小腹が空いたら、チーズとかビタミンEが豊富なアーモンドをカロリー気にせずぼりぼり。
たまーにですが、ラーメンを食べたりケーキを食べたりする反則は犯しますが、無かったことにして気にはしません。
どうして痩せるの?
というか太る原因が脂肪摂取にあったのではなくて、実は糖質(ご飯とかパンとか麺とか)にあったんです。
普通は脂肪を摂ると太る、それも動物性脂肪が結構悪そうなイメージですよね。
でも、そうじゃなかったということなんです。
だけど糖質は消化されてブドウ糖となり、それは大切なカラダのエネルギー源なのでは?
そうです。でもここを私なりの理解でまとめると、
- ブドウ糖はエネルギー源としてカラダのためになる反面、多すぎると血管を傷つけるなどマイナス面を持つ。(例:糖尿病)
- 実はブドウ糖以外にもエネルギー源がある。それが脂肪酸から作られる今うわさのケトン体。
- ケトン体が増えても良くないという医者がいるが、それはある意味間違いだった。
つまり糖質制限というのは、実は太る原因だった糖質を減らし、脂肪酸から作られるケトン体をエネルギー源にする体質にする食事をすることで、内臓脂肪とか中性脂肪もどんどん使われていくという感じです。
では、逆になぜご飯などの炭水化物を食べすぎると太る、もしくは痩せないのかというと…
- ご飯は甘くないが、一膳で角砂糖10個以上の糖質を含む。
- 砂糖を食べようとすると甘くて食べられない量が炭水化物ならあっさり摂れてしまう。
- 炭水化物には中毒性があるので、思わず大量に食べてします。
ご飯一膳で角砂糖10個以上というのは普段イメージしませんよね。
とにかく理屈はしっかり勉強した方がよろしいので、下のサイトをまずオススメします。
【マンガ】で分かる糖質制限ダイエット 誰でも細マッチョin池袋皮膚科 | 池袋 皮膚科/ゆうスキンクリニック池袋駅0分(皮膚科・美容皮膚科)
なんと糖質制限の基本がギャグマンガになってます!いいのかこれで?
第十話まで読んだら、基本は押さえた感じですね。
そもそも糖質制限を始めたいきさつ
実は僕の知人の中にガンの患者が何人かいます。そのことで末期ガンからのサバイバー、つまり末期ガンを克服したある男性に相談したことがはじまりです。
彼が教えてくれたことの一つが糖質制限。
つまり、糖質制限は、彼のガン克服術の一つだったのです。
その時に彼が強調したのは、大量の糖質摂取習慣による機能性低血糖症、それにしたがう恒常性ホメオスタシスの崩壊の害についてであったのです。(ダイエットじゃなくて)
さて、糖質制限食を健康にいいと人に伝えるのに自分がやらないのでは説得力がありません。
それで、自分も挑戦することにしました。
大好きなご飯や炭水化物を絶つのは、簡単なことではなかったのですが、逆に美味しい肉をたくさん食べる口実としてやとうということをご飯を諦めるモチベーションにして始めてみることにしました。
とにかく糖質制限はガンを含めた生活習慣病のリスクを低減させる健康法というのが本丸で、ダイエット効果については僕はあくまでもおまけだと思っています。
しかし、結果的にこんなに即効性のあるダイエットになるとは思いませんでした。
上でも述べましたが、運動せずに(ゴルフやゴルフの練習はする)、お肉や野菜をお腹いっぱい食べて、短期間に、誰でもが、かなりのダイエット効果が期待できます。
世の中には、そんな楽をしてダイエットできるわけがないという意見もありますが、逆の見方をすると僕らは今まで現代社会の中で不要なほどに大量の炭水化物(糖質)を摂取するという暴挙に出ていた、ということないのだろうかと僕は理解しています。
間違いに気づいて、それをほんのちょっとだけど正しく改善すると、カラダが正しく反応してしまうっていうことなんじゃないかと。
今までポイントが分からなかっただけなんじゃないかと…
やってどうだったのか?
さて最初の頃、一日一膳だけは、玄米ご飯を食べていました。それでも1週間であっという間に3㎏減量。
もともとメタボ体質になっていましたから、予想だにしない減量はウェルカムです!
上で書きましたが、僕の本丸は恒常性ホメオスタシスの回復です。
どこかが凄く悪いという自覚はありませんでしたが、とにかく健康にどう影響を与えるのだろうかと、その程度の意識で始めたわけです。
ますすぐに表れた効果は、食後の眠気・気怠さが無くなることです。
この原因は消化のためで仕方ないことだと思っていたのですが、これこそ食後の血糖値の上昇を過剰なインスリンにより押さえられる結果、逆に低血糖症を起こしてボーッとしてしまう現象だったようです。
サバイバーの彼は、ここから更にカラダが更に低血糖を脱しようとアドレナリンが分泌されてしまうことが恒常性にとって非常に良くないのだと主張していました。
とにかく、眠気・気怠さからの解放は僕にとって人生における画期的な事件でした。(ホントに!)
次に目立った効果が顕れたのは、眼精疲労の改善です。
眼の疲れがなくなったということです。
日頃パソコンやスマホを使う生活をしているととても眼が疲れます。
さらに僕らの年代になると老眼鏡が必需品。これがないと読書、長時間のパソコン作業、スマホを見ることなどができません。
ところが老眼鏡がいらなくなりました。
そして乱視のために使っている眼鏡も使わなくなりました。
眼鏡・老眼鏡なしで少々見にくくても眼が疲れないので、イライラも起こりません。
逆に老眼鏡など使うことで起こる疲労感がイヤで、使わなくなったのです。
痩せたのでお腹がへこんでスタイルが良くなりました。そりゃそうです。
いや、痩せたことで150あった血圧が110くらいになり、なんと高血圧症とおさらばです。
高血圧の薬も飲んでいたのですが、一生飲まないといけないみたいに言われていたのが、です。
健康検診のとき、薬なしで血圧を管理したと驚きの表情を見せていたのが印象的です。
そして数年来苦しんでいた睡眠時無呼吸症候群。ついに陽圧機という機械で強制的に肺に空気を送り込むマスクをして寝なければならない日々が数年続きました。出張時にもこの機械は持って行かなければなりません。
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠時に無呼吸になることで、脳に送られる酸素が減り、朝のコンディションは最悪になります。
「よく寝た!」なんていう感覚はありません。「寝なかった方がまし」って感じです。
また物忘れも判断力も低下します。
原因は、睡眠時に気道が閉じてしまうこと。
それがついに機械を外しても、「よく眠れる」ようになりました。
糖質制限を始めて2ヶ月くらいのことです。
僕は、こんなところですが、それ以外にもガン、糖尿病だけでなく、逆流性食道炎、アトピー性皮膚炎などのアレルギー、鬱病、アンチエイジング美容効果、不妊症、精力減退、冷え性など、実践されている方々によっては、いろいろな改善効果が報告されているようです。
さて体重は1ヶ月を過ぎて70㎏になったあたりで実は停滞していました。
タンパク質の摂り過ぎで糖新生によるブドウ糖の生成、みたいなことが原因だったかも知れません。
先週の土曜日にコストコに行き、コスパの良いココナッツオイルを買ってきました。
ココナッツオイル、なんかいいみたいなんですよね。アルツハイマーにも効くとかで…よくは知らなかったのですが。
スムージーに入れたり、炒め物に使ったり、珈琲に入れたりしているのですが、そのあたりの時期からまた体重が減り始めました。
ココナッツオイルだけが原因では無いと思いますが、中鎖脂肪酸のココナッツオイル、結構よさげです。
でも反対意見もあります
いいことずくめに見える糖質制限、そして糖質制限ダイエット(ケトジェニック・ダイエットとも言われる)ですが、糖質を制限する食事、お医者がた皆が諸手を挙げて大賛成しているわけではありません。
僕などは、生活習慣病(成人病)予防にも大きく貢献するという視点は、国民の健康、また保険制度の持続性などにも大きく利益のある、一種のパラダイムシフトくらいの可能性を秘めているものだと考えています。
でも、皆さん大歓迎ではないのが世の現実ようです。
それどころか糖質制限ダイエットは、昏睡状態に陥る可能性のあるとても危険な方法だと主張されているお医者さま方もいるのが事実です。
ただ、反対派のお医者さま方の反論は、いつもちょっと的外れだったり、古くて今や疑問視される論文を根拠にされている模様で、推進派のお医者さま方は自ら実践した上で「先生方皆さん勉強不足です」と更に反論されているようです。
ネットでも、賛成派反対派両方の意見を見ることができます。
直接、お互いのロジックを吟味して賛否を考えてみられるのはいかがでしょうか?
それが情報がオープンになった時代の賢い生き方なのではないでしょうか?
僕は賛成派なので、推進派の書籍を紹介しておきます。
Amazon.co.jp: がんになったら肉を食べなさい がんに勝つ栄養の科学 (PHPサイエンス・ワールド新書) 電子書籍: 溝口徹: Kindleストア
サバイバーの彼が通ったクリニック院長による本。栄養治療法について広く述べられています。
Amazon.co.jp: ケトン体が人類を救う~糖質制限でなぜ健康になるのか~ (光文社新書) 電子書籍: 宗田 哲男: Kindleストア
妊娠糖尿病や糖尿病と糖質制限に関する本。胎児や新生児が主にケトン体をエネルギー源にしているという大発見をしたお医者さまが著者
マスター
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